講座「秋の月と星空を楽しもう」に参加

9月12日に若葉会館で開催された講座「秋の月と星空を楽しもう」に参加した。講師は、国立天文台特別客員研究員の相馬充さん。若葉会館は、立川市若葉図書館の2階にある。会場には、若葉図書館所蔵の月や天文に関する本や月や星が登場する物語が展示され、図書館スタッフの意気込みが感じられた。講演会終了後には、その場で書籍の貸し出しが速やかにできるように工夫されている。私も早速、今日の講演者監修の「月の満ちかけをながめよう」を借用した。

今回の講座の主催者は「TRC図書流通センター」。ちなみに立川市内には、中央図書館の他に各地区に地域図書館が8箇所あり、指定管理者制度を導入している。柴崎図書館・上砂図書館・多摩川図書館は、株式会社ヴィアックス。幸図書館・西砂図書館・高松図書館・錦図書館・若葉図書館は、株式会社図書館流通センターが指定管理者(市の代行)となっている。

相馬 充:東京大学理学部天文学科卒業、東京大学大学院博士課程終了(理学博士)東京大学東京天文台助手・国立天文台助手・主任研究員を経て,現在,国立天文台特別客員研究員

印象に残った講師の話(参考「月の満ちかけをながめよう」 監修:相馬 充 イラスト:森 雅之、誠文堂新光社 2018年発行)
  • 三日月は、新月を1日目とする3日目の月

新月は、月が太陽と同じ方向にあって、太陽の光が当たらないため地球からは見えない月。新しい月の始まりだから新月。三日月は、新月を1日目とする3日目の月。15日目が満月で十五夜の月。(実際には少しずれがある)

  • 月は、地球にいつも同じ面を見せている

月は、地球の周りを公転(約27.32日)しながら自転(約27.32日)している。月の自転の1回転が公転の1回転と同じ周期だから、地球からは、いつも月の表側しか見えない。(実際には、月の軌道は楕円なのと月の自転の傾きのため少しだけ裏側が見える。月の表面の59%を見ることができる。)

月の満ちかけを相馬氏の説明を元に図案化した:立川倶楽部

 

 

 

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